【銀歯のリスクについて】原因不明の頭痛や不眠、その原因は銀歯?口腔内電流の意外な影響とは | 新橋歯科医科診療所[痛くない削らない歯医者]

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【銀歯のリスクについて】原因不明の頭痛や不眠、その原因は銀歯?口腔内電流の意外な影響とは

口腔内の不快な感覚や痛み、
頭痛や不眠、金属アレルギーに
悩まされていませんか?

原因不明の頭痛や不眠、実は『銀歯』の電流かもしれません。歯科金属が引き起こすガルバニー電流(口腔内電流)のメカニズムと、全身への影響を解説します。銀歯が電流を起こし、全身に悪影響をおよぼすことがあります。

原因不明の頭痛や不眠、実は『銀歯』の電流かもしれません。歯科金属が引き起こすガルバニー電流(口腔内電流)のメカニズムと、全身への影響

以下に、学術的見地から示されているガルバニー電流のメカニズム、影響、症状について説明いたします。

ガルバニー電流(口腔内電流、オーラルガルバニズム)は、歯科領域の専門書や論文において、口腔内に存在する異なる種類の金属(アマルガム、金合金、銀パラジウム合金、チタンなど)が唾液という電解質を介して直接または間接的に接触することで発生する微弱な電流として定義されています。 
専門書・論文で示されているガルバニー電流(口腔内電流)による考えられる健康被害を、図や写真付きでわかりやすく説明いたします。

1.ガルバニー電流の基本原理(口腔内での電池現象)

口腔内で 金属(銀合金・金・パラジウムなど) が唾液を介して接触・近接すると、金属間に 電位差(電池の+/−)が生じ、唾液が電解質として働き、電流(ガルバニー電流)が流れます。

ガルバニー電流の基本原理(口腔内での電池現象)

出典:歯科インプラントに関連する口腔電気ショック

2.ガルバニー電流で報告されている主な症状

※ 以下の症状は論文で指摘例があるものです。

① 口腔内の不快な感覚・痛み

  • 口腔内金属が口腔外金属(スプーンやホーク、銀紙)と接触したときに ピリッとした痛み・電気刺激感 を感じる。これはガルバニー電流が原因で起こることがあるとされる。
  • 金属味や焼けるような感覚(burning mouth) が生じる報告もある。

② 金属味・味覚障害

  • 金属が唾液と反応することで味覚に影響が出る、金属の味がするといった不快感が出ることがある。

③ 歯・粘膜の刺激/感受性の変化

  • 歯や歯肉周囲が 敏感になりやすい・温度刺激に反応しやすいと感じることがある症例が報告されている。

④ 頭痛・不定愁訴(自律神経関連症状)不眠

  • 報告では、ガルバニー電流が 不定愁訴(頭痛、めまい、肩こり、疲労感など) の原因として挙げられることがある。
  • 頭痛の原因の報告
  • 不眠の原因の報告

⑤ 金属腐食・イオン放出

ガルバニー電流が 金属腐食(galvanic corrosion)を促進する可能性がある。腐食によって金属 イオンが周囲組織に放出され、局所炎症・アレルギー感作を誘発すとの指摘があります。

生体内でチタンと共移植された純マグネシウムの腐食促進

出典:生体内でチタンと共移植された純マグネシウムの腐食促進

注意点:科学的評価について

  • 医学・歯科学界では ガルバニー電流そのものは認められる現象です。
  • 患者様が感じる不快感の要因は、金属腐食物質・アレルギー・咬合不調など 複合的な要因であることが多いです。

臨床的整理(まとめ)

症状カテゴリー
可能性の説明
口腔刺激・痛み
ガルバニー電流による微弱刺激感の可能性
金属味・味覚異常
電気的反応や局所刺激による可能性
敏感症状
電流だけでなく腐食・溶出による刺激も関与
全身症状
記載例あり(頭痛・めまい等)があるが直接因果は不明
アレルギー反応
金属イオン放出による感作・アレルギーが関連する場合あり

出典:© 2016 Lau Brix 他, NobleResearch Publishers 著. 本論文は、クリエイティブ・コモンズ表示ライセンスに基づき公開されているオープンアクセス論文です。

銀歯・金パラで発生するガルバニー電流のリスク

以下は「ガルバニー電流(ガルバニック電流)」で起こり得る健康被害を、起こる場面ごとに網羅的に整理したものです(医学的に報告・議論されている主な被害です)

1) ガルバニー電流とは

金属が電解質(唾液・汗・体液)を介して接触すると「小さな電池(ガルバニ電池)」ができ、微弱な直流電流(DC)が流れます。歯科ではこのガルバニー電流による自律神経への影響や金属歯の腐食の進行について口腔内ガルバニズム/ガルバニック腐食と呼ぶこともあります。

2) どこで起きる?

■口の中(最も多い)

  • 金合金のクラウン + 銀色の詰め物(アマルガム等)
  • チタンインプラント + 他金属の上部構造/補綴物
    (唾液が電解質になりやすい)

3) 考えられる健康被害

痛み・不快感(典型)

  • 「キーン」「ピリッ」とした電撃様の痛み(アルミ箔を噛んだ時の感じに近い)
  • 冷たい物・酸味・金属接触で誘発されることがある

灼熱感・ヒリヒリ(Burning sensation)

  • 舌・粘膜の灼熱感、ピリピリ感
  • 味覚の違和感
    研究レビューでも「burning sensation」などが副作用として報告されています。

粘膜の炎症・口内炎様の変化

  • 粘膜の発赤、びらん、痛み、口内炎様の症状
  • 補綴物周囲の刺激感
    ただし原因は「電流」及び金属イオン溶出(腐食)や接触アレルギーなど複合要因になり得ます。

金属腐食の促進 → 金属イオン溶出増加

  • 異種金属があるとガルバニック腐食が進みやすい
  • 腐食が進むと、金属イオンの溶出が増え、粘膜刺激やアレルギーの関与が疑われることがあります。

金属アレルギー/過敏反応の“引き金”になり得る

  • 口腔内:粘膜炎、口唇炎様、舌の違和感など
  • 全身:皮膚症状が出る人もいます。

“全身症状”として語られるもの

  • 頭痛、倦怠感、不眠、イライラ…などを関連づける論文多数

予防・対策

口腔内

  • 異種金属を減らす/材料をそろえる(セラミック等も選択肢)
  • 研磨・適合調整(段差や接触が強いと悪化しやすいことがある)

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