当院は糖尿病外来と歯周病外来を
ワンストップで受診できます
多くの研究論文により、糖尿病と歯周病はコインの裏表の関係にあり、歯周病がひどいと血糖値が上昇しますし、糖尿病がひどいと歯周病は悪化します。ですから、糖尿病と歯周病は、同時に治療が必要です。
歯周病の患者様は、口腔内に手のひらを広げた大きさの炎症を常に抱えており、そこから歯周病菌がどんどん毛管内に入り込み、糖尿病が悪化していきます。又、歯周病が悪化すると、十分に噛む事が出来なくなり、野菜を食べることも難しくなります。結果として、果物や軟らかいものなど、血糖値が上がりやすい食事内容に、偏りがちになってしまうのです。
口の中が清潔に保たれ、歯並びがしっかりしている、すなわち「お口が健やかであること(健口)」が、健幸への第一歩です。当院は糖尿病内科医による内科の糖尿病外来と専門歯科医師による歯周病外来がワンストップで受診できるクリニックです。糖尿病と歯周病で悩んでいる多くの患者様のお力になりたいと考えております。
自覚症状がない“糖尿病”は、
検査がとても大切です。
糖尿病初期には症状はほとんどありません。
ある程度進行すると「口渇(のどが渇く)」「多飲(口が渇いて、水をがぶがぶ飲んでしまう)」「多尿」「とにかくだるい」といった症状が現れます。気づかない間に病気が進行していまい、症状がひどくなった時には、すでに合併症になっている場合があります。定期的に検査を受け、病状を正しく認識する必要があります。
●糖尿病診断について
下記の4つの血液検査で測定します。
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1 早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上
早朝に採血したときの血糖値です。
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2 75gOGTTが200mg/dL以上
75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)とは、75gのブドウ糖水などを飲み、その2時間後に採血したときの血糖値です。
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3 随時血糖値が200mg/dL以上
随時血糖値とは、食事の時間と関係なく採血したときの血糖値です。
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4 ヘモグロビンA1c(HbA1c)が6.5%以上
ヘモグロビンA1c(HbA1c)は、過去1~2ヶ月間の血糖の状態を示す値です。
下記のような症状の方は、一度検査をお受けください。
糖尿病が疑われる症状
- 家族や親族に糖尿病の人が多い。
- 最近、急に視力が低下した。
- 最近よく喉が渇き、水分を多く
取るようになった。 - 1回のおしっこの量が増えた。
- よく食べているのに体重が減り、
体脂肪率が減少した。 - しっかり休んで睡眠もとっているのに、長期にわたり倦怠感が持続している。
歯周病が疑われる症状
- 歯と歯の間に隙間ができて、
食べものがよく挟まってしまう。 - 最近、口臭が気になり、
歯がぐらぐらする。 - 朝起きた時に口の中がネバネバ
する。 - 歯茎が下がって歯が長くなった
ように見える。 - 歯茎が赤や紫色に腫れている。
- 歯磨きの後で歯ブラシに血が
付くことがある。
当院では、糖尿病を予防・改善するには、
歯周病チェックが重要だと考えています。
歯周病に気付かないで
糖尿病だけの予防や治療をしている人は要注意です!
歯周病菌の持つ毒素が歯周病にかかった歯茎の中で作り出される炎症性物質と共に血液を介して体の離れたところに作用して、最終的には血糖値を高くするような悪影響を及ぼします。
糖尿病と歯周病の関連性について知っていますか?
歯周病は細菌感染による慢性の炎症です。進行すれば膿が出たり歯がグラグラして抜けてしまうことは良く知られていますが最近の研究によりさまざまな生活習慣病と関係があることがわかってきました。その1つが糖尿病です。あまり知られてはいませんが実は歯周病は糖尿病の合併症の1つといわれるほど深い関連性があります。
当院では、院内に歯科が併設していますので、保険適用で歯周病検査が手軽に受けられます。
糖尿病認定医と歯科医師が連携して、検査データを基にして寛解(改善)を目指して、患者様にとって最善の糖尿病治療を提供いたします。
少しでも不安な方は、一度ご来院いただき、
糖尿病外来で直接ご相談ください。
と
について
糖尿病患者は健康な人に比べて、
歯周病の発症率が高く、
糖尿病の合併症が歯周病であると言われいます。
血糖値が高い状態が続くと、細菌などと戦う機能を持つ白血球の働きを
弱めてしまいます。歯周病は、歯周病原因菌が引き起こす感染症です。
糖尿病による血液中の高血糖状態が続くと白血球が正常に機能せず
歯周病を悪化させます。
糖尿病と歯周病は相互に関連があり、
どちらも罹患する人が多い生活習慣病です。
歯周病治療を行うことで、糖尿病の治療にもつながります。
歯周病は初期の段階では、自覚症状はなく気づきにくい病気ですなので、歯科と医科(糖尿病外来)が連携することでお口のケアも含めた糖尿病
治療ができます。
口腔内の炎症を取り除くことで全身的に炎症状態が
改善され血糖値が下がりやすい状態になります。
院内併設の歯科医科(糖尿病外来)
院内連携のメリット
当院では、ワンストップで歯周病と糖尿病の治療が可能です。
歯周病の場合、糖尿病のリスクが高まります。
事前に医科(糖尿病外来)で検査することで、
糖尿病のリスクをチェックすることができます。
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歯科診療所と医科(糖尿病外来)診療所の間で患者様の情報をすぐに共有して適切な治療ができます。
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歯科医師は基礎疾患を持った患者様を迅速に医科(糖尿病外来)に紹介することで安心した処置ができます。
-
院内に歯科と医科が併設されていることにより、患者様の通院の負担が軽減され、安心して治療を受けられます。
すべての糖尿病患者の方 医科(糖尿病外来)から歯科への連携の必要性
糖尿病が歯周病に与える影響について
糖尿病の人は、健康な人と比べて歯周病にかかりやすくなります。
また、血糖のコントロールが悪いと、歯周病がより重症化しやすくなります。
歯科医科連携により
糖尿病が改善すると
- 全身の炎症が改善して、倦怠感が消え体が楽になる
- 歯周病が悪化しにくくなる
糖尿病が全身に及ぼす影響について
- 脳卒中(脳梗塞・脳出血)
- 網膜症、白内障、緑内障
- 狭心症、心筋梗塞
- 腎症
- 下痢・便秘
- 排尿障害、勃起障害
- 手足のしびれ・痛み
- 足の動脈硬化症
- 足の潰瘍・壊疽
- 神経障害
歯科医が糖尿病検査が必要と考えた
中等度・重度の歯周病患者の方
歯科から医科(糖尿病外来)への連携の必要性
歯周病が糖尿病に与える影響について
歯周病が重症化すると、血糖のコントロールが悪くなりますが、
歯周病を治療すると、血糖のコントロールが良くなり糖尿病が改善します。
歯科医科連携により
歯周病が改善すると
- 歯周病菌による炎症性物質が減少する
- インスリンの効き目が良くなる
歯周病は糖尿病の合併症です
糖尿病で怖いのは合併症です。様々な合併症の中でも多くの人が同時に発症する歯周病が糖尿病を悪化させます。
歯周病の治療・管理により歯周組織の炎症が改善されると血糖を下げる役割を担う体内のインスリンの効き目が良くなり、血糖コントロールは改善します。
また、糖尿病が改善すると歯周病も良くなることが知られています。相互にリンクする糖尿病と歯周病の状態をチェックして改善に取り組むことが健康につながります。
歯周病と糖尿病を並行して治療することで
相互の改善・向上が図れます。
歯周病は「糖尿病の合併症」のひとつです!
歯周病が悪化すると、歯周病菌が原因で生じた物質TNF-αが全身を巡り、血液中のインスリンの働きを妨げ、糖尿病が悪化します。
糖尿病が悪化すると、毛細血管が破壊され免疫力も低下するため、歯周病の改善が妨げられます。
当院では歯科医科連携によるトータル治療として
糖尿病内科医が本気で取り組む食事指導が受けられます。
食事療法、運動療法、薬事療法がある中で、食事療法が最も基本です。毎回の食事を見直し、適正にすることで体重管理、血糖コントロールをはじめ健康管理につなげることができます。
食事療法では、炭水化物、脂質、たんぱく質という3大栄養素のバランスを考え体にとって必要なエネルギーは補いつつ正しく栄養を体内に行き渡らせることが重要です。
現代の様々なライフスタイル、価値観を考慮し個々に合った食事療法をご提案します。
エネルギー摂取量
1日に必要なエネルギー摂取量は下の方程式で出せます
※1 標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
(例)身長170cmの人の標準体重:1.7×1.7×22=63.58kg
※2 身体活動量は体を動かす程度によって決まります。
エネルギー必要量(kcal/kg標準体重)
【身体活動量の目安】
軽労作(デスクワーク):25~30kcal/kg標準体重
普通の労作(立ち仕事):30~35kcal/kg標準体重
重労作(力仕事):35~kcal/kg標準体重
(例)身長170cmの人で普通の労作がメインの場合
63.58×25~30=1,589.5~1,907.4kcal
1日あたりの適正なエネルギー摂取量:1,589.5~1,907.4kcal
食事療法は糖尿病改善や予防にもつながります。
糖尿病の治療において特に標準体重がオーバーしている方にとっての食事療法の見直し、是正は重要です。
食事で過剰なエネルギーを摂った場合、高血糖の原因となるだけでなく、余った糖は脂肪に変化して体に蓄積され、内臓肥満や脂肪肝の原因となります。肥大した脂肪細胞がインスリン抵抗性を高め、高血糖に拍車がかかるだけでなく、血圧や脂質の上昇を招きます。さらには、全身の合併症を引き起こすリスクが高まります。
当院では、食事療法にフォーカスし、3大栄養素をバランスよく取ることが大切と考えています。
極端なダイエットに走ること無く、継続可能な内容で毎日の食事を美味しく、楽しく続けられるように一緒に考えていきます。
食事療法は単なる食事制限ではなく、適正な体重管理をして健康を維持していくために個々に合った食事療法を一緒に考えていきます。
当院では歯科医科連携で
糖尿病内科医が取り組む
当院では歯科医科連携で糖尿病内科医が
取り組む
プレシジョンダイエット®治療もご提供しています。
楽して痩せる2ヶ月短期集中ダイエット
内科医が管理する一人ひとりに効果的に痩せるメディカルダイエットです。
無理な食事制限なしに専門医が責任を持ってダイエットをサポートします。
興学会グループは75周年を迎えました。
医療法人財団興学会は、今年設立75周年を迎えることが出来ました
これも一重に多くの患者様のご支持とご愛顧の賜と心より感謝申し上げます
これまで興学会では、財団法人日本スウェーデン歯科学会を立ち上げ、世界歯科大学ランキング1位のスウェーデンイエテボリ大学より毎年講師を招き研学を深め、世界最先端の歯周病予防と共にインプラント治療、矯正治療やルミネアーズ治療を基本とした審美治療が多くの患者様に支持されて参りました
歯周病治療においては、糖尿病と歯周病の関連が非常に深く、糖尿病の患者様の殆どが歯周病で、歯周病の患者様は糖尿病のリスクが大きくなることから、興学会では糖尿病の患者様を積極的に受け入れ、さらに美容治療分野においても医科と密着した歯科医科の連携治療を試みてきました
設立75周年を機に糖尿病、形成外科及び美容外科それぞれの専門医を興学会にお招きすることで、歯科と医科の垣根を超えたより良い様々な診療がワンストップで、患者様にご提供出来るようになります
本院の新橋歯科診療所を下記に移転し新橋歯科医科診療所として、140坪のゆったりとしたスペースでリニューアルオープンすることとなりましたので、謹んでご案内申し上げます
今後は歯科治療に医科を併設する事により新たな気持ちで、お口の健康と身体の健康の両面で1人でも多くの患者様に貢献できますよう日々努めて参りたく存じます
医療法人財団興学会設立の流れ
1947年(昭和22年)創設75年の歴史
吉田茂元首相や日本が生んだ著名なキリスト教の伝道者である賀川豊彦氏が中心となり1947年6月3日設立認可された医師の技術の発展と教育を目的とした教育財団興学会が医療法人財団興学会 新橋歯科医科診療所、赤坂歯科診療所、青山歯科診療所として継承され今日にいたります。
医療法人財団興学会 創設者の両名
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吉田 茂 (よしだ しげる)
第45・48~51代内閣総理大臣。
優れた政治感覚と強いリーダーシップで戦後の混乱期にあった日本を盛り立て、戦後日本の礎を築いた。 -
賀川 豊彦 (かがわ とよひこ)
日本を代表するキリスト教伝道師、「貧民街の聖者」として日本以上に世界的に有名。1947年(昭和22年)から4度にわたりノーベル賞候補者に推薦される。
ご利用可能カード
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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午前 9:30 ~ 午後 1:00 |
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午後 2:00 ~ 午後 6:30 |
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○歯科診療/ダイエット外来/美容外科・美容皮膚科
□糖尿病外来